12/17/2017
NHKみんなのうた「すっぽんぽんぽん」のアニメーションを制作したご縁で、
同じく岩崎愛さんがうたう「どっぴんしゃーらー」という楽曲の
ミュージックビデオをパペットアニメーションを制作させていただきました。
金のしゃちほこと女の子のお話です。
今和人形の世界を人形の頭作りから学んでいるところなのですが、
少しだけ、その世界を入れることができました。
暗くなりがちな和の人形アニメーションの世界を
光と、色彩を使い、さらに伝統的な人形作りの手法と融合させることによって、
肌触りやぬくもりを感じることができるよう、
明るくポップに仕上げることに挑戦した”和ファンタジー”なアニメーションMVです。
是非ごらんください。
Aki Kono makes a colorful puppet animation with a song “Dopin-syara” written by a japanese singer “Ai Iwasaki”
this film uses Light and Color a lot compared with the traditional japanese puppet animation.
Lingts & Color makes this film more enjoyable.
On the other had, Aki uses a traditional method of makeing a japanese puppet in this film.
This tradional method makes her film nostalgic.
To mixing a traditional making method and a new way of using modern light and color, Aki arrange a classic puppet animation into a pop one.
you can meet a japanese beautiful kimono girl made by figured paper called Chiyogami.
And also you can enjoy the misterious night world of Golded dolphin ”Dopin-shara”.
Aki express a new japanese puppet animation world made by handmade puppets and objects.
Please enjoy the new animation world you have never seen.
11/5/2016
福島現代美術ビエンナーレ2016にて、
大学院の時に制作した「約束」を展示上映していただいております。
11月6日 13:00から
二本松市市民交流センター(二本松市市民ギャラリー)
にて上映もあります。
http://www.fukushima-art.com/events.html
鬼婆伝説の地での開催ということで、
母と子の犠牲愛でも母性愛でもある物語「約束」を
伊藤有壱教授にセレクションしていただきました。
「氣」がテーマということで大変興味深い芸術祭だなと思います。
お近くの方は是非お立寄ください。
10/17/2016
芸術の秋ということで愛媛新聞さんに取材&掲載していただきました。
現在神戸市在住ですが、愛媛県出身の作家ということで、特集いただいております。
新居浜西高等学校の大先輩である、
真鍋ひろしさんの流れからの紹介になっており、
背筋の伸びる思いでした。
いつか新居浜で展示できたらいいなー。
06/23/2016
本日無事、同志社大学での私、河野亜季の上映&トークが終了しました。
雨降りになりましたが、ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
学生さんだけでなく、一般の方も来られていたのが嬉しかったです。
ローム記念館での上映、
映画館での上映のように音が素晴らしくてびっくりしました。
今回のトークは、映画祭でするトークとは少し変えて
「♭フラットプログラム」という
学生さんにむけたプログラムだったので
初めて短編アニメーションを観る学生さんや、
今制作で悩んでいる学生さんに向けにまとめた内容でお話させていただきました。
今回は、時間の関係上もあって、かなり縮小してお話したので
それぞれの作品のコンセプトや動機や経緯など
技術面以外の深いところまでお話できなかったのがやや悔やまれるのですが
またどこかでお話できたらいいなと思います。
2回目は一般の方もいらっしゃってくださっていたので、
特に、「約束」は
キケローの「肉体は魂の入れ物にすぎない」という1つの疑問から
魂の行方を考察し、影絵アニメーションを制作するに至った経緯や、
私の作品の中で一環しての作品テーマ「愛」や、色彩心理についてなど。
作品の奥までお話できたら面白かったかなという印象です。
次回の課題にしたいなとおもいます。
トーク後パペットアニメーションを制作したいという学生さんが
沢山個別に話しに来てくれて、
意外にもアニメっ子多いな〜という印象はあったのですが
私も頑張らなければなと改めておもいました。
10月は私の仲良しの作家さんが上映予定です。
たのしみ〜たのしみ〜
最後に学生支援課の皆様、設営スタッフの皆様、学生司会者のお二人、
どうもありがとうございました!!
06/21/2016
6/22(水)同志社大学京田辺ローム記念館 劇場空間にて
上映&トークします。
現在お隣の同志社女子大学で作品上映&人形展示をさせていただいているので、
同志社での展示物はやや少なくなるとおもうのですが、
何点かの人形は同志社のほうへ連れて行きます。
「光と色の立体アニメーション上映」 6月22日(水) ①12:20~ ②14:55~(2回開催)
会場:ローム記念館 劇場空間
ローム記念館は学部生時代に、進級制作品で使用させていただいた施設です。
その場所に呼んでいただいて、とっても嬉しい限りです。
ローム記念館は同志社大学の入り口にあって、
劇場空間は開けたスペースです。トーク時間はあまりなさそうなのですが、質問などにはできるだけお応えしようと思います。
お近くの方は是非いらしてくださいね。
そして、一緒にお隣の同志社女子大学のmscギャラリーにて、
私の展示をさせていただいているので、そちらも一緒にご覧いただければと思います。
2007年頃に作った人形から現在のものまで人形展示等しています。
河野亜季アニメーション作品展-光と色の人形アニメーション-
会期 6月24日(金)まで
開館時間 9:30〜19:30 土日休廊
会場 同志社女子大学 mscギャラリー
(京田辺キャンパス知徳館6号棟1階C163)
04/13/2016
4,5月オンエアのNHKみんなのうた「すっぽんぽんぽん 」のアニメーションを担当しました。
“すっぽん”が主人公のうたで、岩崎愛さんがうたわれています。
「すっぽんぽんぽん」
作詞/作曲/うた:岩崎愛 アニメーション:河野亜季 月曜 [NHK総合] 13:55-14:00/[Eテレ] 6:35-6:40 火曜 [NHK総合] 10:55-14:00/[Eテレ] 16:00-16:05 水曜 [NHK総合] 13:55-14:00 木曜 [Eテレ] 16:00-16:05 金曜 [NHK総合] 10:55-11:00 日曜 [Eテレ] 7:00-7:05
放送予定表はこちら
NHKみんなのうた「すっぽんぽんぽん」より
今回もマルチプレーン撮影(線画台)で撮影しています
奥行きが出るように ガラスは最大4〜5層程使用しました。 クリスタルが放つキラメキ、水中の中の光のゆらめき、光の筋のキラキラ等、
「光のキラキラ」にとことんこだわりたい!(しかもアナログ的な手法で)
と、今回キラキラ表現がラストの演出につながる1つのキーでもありました。
そして、さらには、「このすっぽん、なんか可愛いよね」と言っていただきたいなと。。
そこでNHKスタジオのコマドリ照明のプロ、宇賀神光佑さんに 相談させていただきながら制作させていただきました。
結果全ての光をアニメートすることによって、 デジタルでは出せない表現ができたのではないかと思います。
照明やプロジェクション、はたまた造形物を使って
光もキラキラも地道〜なコマドリでつくりだしています。
すっぽん君の住処のクリスタル世界は4層+背景があったので、
5層分光のアニメートがあったりして、1カットに2日程かかる等、、
時間はかかっておりますが、かなり丁寧に丁寧に心をこめてつくらせていただきました
ストーリーも考えさせていただき、強がりなすっぽんの気持ちになりきって アニメートもさせていただきました。 すっぽんのキャラクターを動かすのは初めてでしたが、
岩崎愛さんが伝えたいメッセージを考え、すっぽんをよりリアルに動かすよりも、
少しだけ人間くさい表情を出しながらアニメートしております。
造形は、「夢想花」等でコラボさせていただいている梅澤豊さんに協力していただき、 映像プロデューサーは、藝大の岡本美津子教授にお願いいたしました。
沢山の方の御協力により、つくりあげられた画面密度の濃いすっぽんのキラキラ世界、
是非大きな画面で観ていただきたいなと思います。
5月までオンエア中です!是非ごらんくださいませ。
NHKみんなのうた「すっぽんぽんぽん」より
沢山の方に岩崎愛さんの歌声、届きますように。。。
06/8/2013
新しいレンズが中間入りしました。
タムロンのF2.8 24-70。
ずっと欲しかったのでいろいろいろ、頑張りました
純正ではありませんが思い通りの撮影ができて感動しています♪
半立体での使用は…F2.8は撮影台向きではないので
まだ試していませんが、シーンによって使ってみようかと思います。
私は照明にこだわってしまうので色や角度が決まるまで1週間かかることがあります
このレンズさん投入によりまた長くなりそうな予感が。
合成をあまり使わずアナログで撮影するのが好きです
このレンズさんにも名前をつけようと思います。
06/7/2013
2月に展示させていただいた、「女郎蜘蛛」ですが
上映は立体スクリーンを用いた商業空間の展示用でダイジェスト版として上映していました。
長らく長らく、わけあって手をつけられなかったのですが
現在、映像作品として完成できるようにせっせと改造中です。
「源氏物語」のとあるシーンをモチーフにしていますが
歳によって季節によって気温によって人間関係によって、毎回感じ方が異なるから不思議です。
手(人形の)も骨折、人形の髪の毛も艶がなくなりますよね。
影絵の要素を入れようと挑戦していたのですが、人形アニメの比率が多くなりそうです。
←人形の髪の毛がからみまくった黒い手
06/5/2013
現在、「八重の桜 」が大河ドラマで放映されています。
母校、同志社女子大学 の創設者、新島襄さんの奥さまである
新島八重さんの生涯ということで、私も興味深く拝見しています。
特にオープニングは息をのむ美しさで毎回ため息がでてしまいます。
6月からは母校の先輩、書家の川尾明子 さんの作品が登場しています。
川尾さんには以前制作した私の作品「憂き恋路」にて作中の和歌を書いて頂きました。↓写真
その川尾さんの作品がオープニングに登場…
何度も見てしまいました。艶やかさが倍増しすぎて、ため息のつくひまもありません
日本の誇り高き女性の一生を描くドラマに、現代を強く生きる書家の力が加わり
何とも言えない感動が生まれます。
今度お逢いする機会があったらこの感動を何とお伝えしようかと考えています。
私も八重さんの創設した学校を卒業している一人として自信をもって歩んでいこうとおもいます。
八重の桜を見るとそのエネルギーをもらえます。
…そういえば、母校では入学式のあと皆で
新島襄さんのお墓に挨拶にいくことから始まったきがします。
授業も生徒も先生も環境が細かいところまで行き届いていたのは
八重さんの意志が受け継がれているのだな〜と… 感嘆深くなりました。
ので、頭をすっきりさせよう人形制作にもどります。