河野亜季のアニメーション作品紹介
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Back home芸大アニメーション専攻の修了制作作品をみてきました♪
後輩の皆の作品は、画面を観ているだけで苦労したんだろうなと感じつつも
全ての絵、動き、音に作家それぞれの世界があり楽しめることができました。
毎年、修了展のテーマは変わりますが、今年は「SAIL」
展示会場や4期生の雰囲気、オープニングムービー含めてテーマにあっていて感心してしまいました
画面からパワーが溢れ出過ぎていて、消化するのに数日かかりますがとっても面白いです。
現在渋谷ユーロスペースで上映中です。アニメーションの世界が好きな方是非♪
大学院で同じゼミの仲間だった
秦俊子さんの新作のトレーラーが公開されました。
パペットアニメーションに惚れ込んでパペットを作り続けてきた彼女ですが
実写映画出身らしい、パペットと実写を使った新作を制作されております。
子供に好かれそうな点でもティルローバーを彷彿とさせる作品ではないかと思います^^
造形も大変美しく、独特の雰囲気を感じつつも現代でしかできない表現も感じられます。
大学院を出てオリジナルの新作をまず作るというのはかなりのエネルギーを使います。
そのハンディを感じさせない作品だと思います。
私の新作も秦さんと同じ制作時期、期間だったのですが、少ない制作期間の中で
よくここまで完成できたなと感心します。
秦さんの新作もまた多くの人に観て頂ければと思います。
彼女の作品は4月新宿K’sシネマで公開されます
是非ご覧下さい〜
以前アニメーションを担当させていただいた
NHK Eテレ『100分de名著』の『夜と霧』が、
今月はアンコール放送で再び放送されるそうです。
昨年の8月にOAされたものですが、前向きな言葉が多く
人生を生きるヒントが毎回散りばめられており私自身も勇気づけられる番組でした。
中でもアパシー「無気力」という態度に共感したのを覚えています。
一言一言が染みてきます。
「”何か”があなたを待っている “誰か”があなたを待っている」
という言葉もフランクルが残した言葉です
昨年は８月の戦争について考えなければならない月に、
今年は震災を思い出す月に、
共に命について深く想うタイミングで放送されます。
この静かな本が、ゆっくりと
多くの人に希望をもたらしますように
素晴らしいスタッフの皆様と共に
ファンの多いこの番組に関わらせていただくことができ、
とっても嬉しいです^^
是非ご覧下さいませ
Eテレ 本日夜 11:00〜11:25
※毎週水曜pm 11:00〜11:25
NHK Eテレ『100分de名著』
修了作品の影絵アニメーション「約束」が
テヘラン国際アニメーションフェスティバルにノミネートされ、現在イランで上映されています。
はて、送った記憶がないのだけど…とおもいながらも嬉しく受け止めています^^
ASIFA公認の映画祭なので質の高いアニメーション作品が揃っています。
その中で上映されるので本当に有り難く幸運に思います。
2013年の今、イランに行こうかというと100%反対される状況ですが
日本作品代表として「約束」には堂々と上映されてくることを祈ります。
東京ミッドタウンでの展示無事終了いたしました。
毎日素敵な出会いに心躍る展示期間でした。
今後は海外での展示も視野に入れて進めていっております。
また、今回はインスタレーション作品としての展示でしたが、アニメーション作品としては夏頃完成予定です。
音楽も今回の展示の音楽から発展し、琵琶奏者の方をお迎えして、面白いものになりそうです♪
また報告していきますのでどうぞよろしくお願いいたします
ご高覧くださった皆様、ありがとうございました。
今回の展示ではスクリーンも自主制作したオリジナルスクリーンです。
透かしうちわの骨組に見られる均等な並び方からヒントをもらい、絵巻物に見立てたスクリーンです。
3層構造となり
表と裏、映像は同じ物が見られる様になっていますが、裏からは阿以波団扇特製の10枚連なった団扇が
影となってあらわれています。
さてさて、映像がこのスクリーンに映ることでどのように見えてくるのか、、、お楽しみに^^
新作のアニメーション×インスタレーション作品を東京ミッドタウンにて展示致します。
「女郎蜘蛛」 / A silk spider
【期間】 2/15(金)-2/24(日)
【開場時間】 11:00-21:00
【場所】 東京ミッドタウンB1Fアトリウム
http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html
【概要】
ある一人の男に恋した蜘蛛は美しい女性の姿になり男を惑わすのだった…。
「源氏物語」車争いの話を題材に嫉妬に心を奪われた六条の御息所を女郎蜘蛛に例え、
情念を描くアニメーション作品。
古い伝統を誇る「京うちわ阿以波」と共同制作をしたスクリーン上に、
再編集した「女郎蜘蛛」を上映するインスタレーション。
日本の伝承話を現代アニメーションの世界に甦らせる。
現在、新作「女郎蜘蛛」を制作中です。
情念を描いた物語を
影絵と人形をミックスした手法で制作しました。
いつも影絵の人形は半立体でしたが今回はほぼ…立体です！
タイトルは高橋祥翠先生、
他の題字は木村江里子先生に協力していただきました。
祥翠先生は小学校入学前より書道を教えてもらっている先生で、
父も子供の頃から教えてもらっていたという程
長く書と共に歩まれている書家の先生です。
いつもながら沢山の方のお力で制作をすることができております^^
この作品はインスタレーション上映用として短く再編集したものを
2/15からミッドタウンにて開催される成果発表展にて上映します。
京うちわ阿以波さんと共同制作したオリジナルスクリーンも
とっても素晴らしい出来になりましたので
後日お知らせできればと思います^^
